Phonicsとは、英語の「スペリング(つづり)」と「発音」の間にある法則を学ぶことで、英語の正しい読み方をマスターすることができる学習法です。下の図をご覧ください。日本語は、文字と発音が一緒ですが、英語はどうでしょうか?

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文字と発音が異なりますよね。
だからこそ、「スペリング(つづり)」と「発音」の間にある法則、Phonicsの勉強が必要不可欠なのです。

私が子供の頃には、そのような勉強法はまだ一般的では無かったため、単語を覚えるためには、一つ一つの発音記号を確認しながら地道に暗記するしかありませんでした。しかし、Phonicsを習得すれば、初めて見る単語でも読めてしまうのです。

例えば、“can”という単語は、“/k/”+“/æ/”+”/n/”の3つの音で出来ています。それぞれの音を混ぜ合わせると、正しいcan(キャン)の発音が自然とできます。
では、よく似た“cane”という単語は、同じように発音するでしょうか?違いますよね。Phonicsの法則では、最後に発音しないeがある時、その前にある母音はLong sound(長い音)になると決まっています。ですから、“/k/”+”/eɪ/”+”/n/”(ケイン)と、迷いなく読めるわけです。

なんだか難しいように思われるかもしれませんが、アメリカでは3才からPhonicsの基礎を覚え初め、小学校低学年までに難しい法則まで全て習得してしまいます。一度Phonicsの法則を覚えてしまえば、今後膨大な数の単語を覚えていく際に効率的に覚えることができるため、とても頼もしい存在なのです。単語が読めれば、文章が読める、そして本が読めるようになります。

日本に英語教師はたくさんいますが、このPhonicsの教授法を習得して、アメリカで、アメリカ人に実際に教えていた日本人は、そう多くないと思います。本場のやり方で、基礎をしっかり習得できるのは、オスキー イングリッシュならではです。